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目的 : 神社地区まちづくり計画とはVision

神社地区まちづくり協議会

「神社地区まちづくり協議会」は自分たちの地域を自らの手で、自らの責任でよりよいまちにすることを目的に平成24年5月スタートしました。以来、8ヶ月余、協議検討をすすめてきましたが、このたびまちづくりの基本指針「神社地区まちづくり計画」を取りまとめました。

1. 地区の背景

神社地区は伊勢湾に注ぐ勢田川、馬瀬川が地域内を流れ、平たん地に位置する5つの町の集合体で旧度会郡神社町がもとになっています。かつては農業、製塩業や造船業、海運業が盛んでしたが、今は、国道23号が中央部を走り多くの工場や店舗が立地する地域となっています。当地域も少子高齢化が進む一方、新興住宅地の開発が各地で行われ、住宅地が拡大し、近所づきあいとか、よき伝統であった互助の気風が希薄になりつつあります。こうした中、当地域は海に近く海抜の低い地域であり、憂慮されている大震災に対処する見地からも住民相互の結びつきが重要課題となっています。

2. 計画策定経過

「まちづくり計画」の策定取り組みにあたって、協議会発足時設定されたテーマ「安心して住めるまち」「人にやさしいまち」「楽しく元気なまち」に基き設定された3つの委員会が「こうしたい」「こうありたい」というそれぞれの目標設定をするには、どんな事業、施設、調査等が求められるのかを選び出す作業から始まりました。
そのため、小さな事業から目標を定めていく手法をとりました。
議論の過程では、普段思いもつかぬ発想も飛び交い、意見交換が繰り返されました。6月以来、月1回以上のペースで議論を重ね、事業設定作業に努めました。設定した事業をグループ化し、さらに長期的、中期的、短期的として位置づけ、委員会別に大きく3つの基本目標を取りまとめました。
その計画は5つの町が仲良く輪になって連携する意味から「五輪の輪」計画としました。

3. まちづくり計画

3つのテーマを主要目標として置き、事業を総括する基本目標をその下に配置しています。
さらに、基本目標は事業を実施する期間別に長期、中期、短期事業に区分し、実施したい事業を掲げています。

【長期事業】10年程度を要し調査段階から次第に本題に取りかかるものや、実施に踏み切るにはある程度の期間を要するものを想定しています。
【中期事業】長期事業ほどではないが、完了するまでに3~5年程度要する事業が想定されています。
【短期事業】いますぐ手を着けられる事業です。ただし、単発で終わるものだけではなく、シリーズ化し繰り返し行うことで効果を期待するものもあります。

五輪の輪について

4. 事業推進者

まちづくり事業は、計画策定にあたった委員会構成メンバーだけのものではありません。事業対象者も推進者も住民全員です。
神社地区の全ての住民の皆様が参加し、盛り上げていくことが新しいまちづくりの姿です。
まちづくり事業への参加の仕方はいろいろあります。委員会活動に積極的に参加できない方でも、たとえば、昔からのしきたりや伝統などの知識を提供したり、単に、協議会が行う講演会などのイベントに出席することもまちづくりへの参加です。一人でも多くの方ののご参加を望んでいます。
住民みんなでこの取り組みを実りあるものに育ててください。

ロゴについて

ロゴについて

当協議会のロゴは、各地域の地図をアイコンとして使用しています。
それぞれの地域カラーで色づけし、連携することを表現しております。